プロテインの種類と効果的な飲み方【初心者向け】

食事・栄養管理

「筋トレを始めたから、プロテインを飲んだ方がいいのかな?」 「プロテインってたくさん種類があって、どれを選べばいいかわからない…」

筋トレやダイエットを始めると、必ずと言っていいほど耳にする「プロテイン」

プロテインは、手軽にタンパク質を補給できる非常に便利な食品ですが、種類や飲み方を間違えると、せっかく飲んでも効果が半減してしまうことがあります。

この記事では、筋トレ初心者の方向けに、プロテインの基本的な知識から、主要な種類と特徴、そして効果的な飲み方まで、わかりやすく解説します。

プロテインを正しく理解して、あなたの体づくりをさらに加速させましょう!

「トレーニングは大変だけど、B/Y でなら楽しく頑張れる!」そう感じていただける場を提供し、皆様の毎日をより豊かにできれば幸いです!
一緒にトレーニングを楽しみましょう!

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そもそも「プロテイン」って何?

プロテイン(Protein)は、英語で「タンパク質」を意味します。私たちが普段口にするプロテインパウダーは、牛乳や大豆などからタンパク質を抽出して粉末状にした「タンパク質を豊富に含む食品」です。

タンパク質は、筋肉、骨、内臓、髪の毛、皮膚など、私たちの体のあらゆる部分を作る重要な栄養素です。

成人男性が1日に必要とするタンパク質の目安は、体重1kgあたり約1gと言われていますが、筋トレをしている場合は、体重1kgあたり1.5〜2gの摂取が推奨されています。

参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」

食事だけでこれだけのタンパク質を摂るのは難しいため、プロテインパウダーが非常に便利なのです。

プロテインの主要な3つの種類と特徴

プロテインには、原料や製法によっていくつかの種類があります。代表的な3つの種類と、それぞれの特徴、おすすめの飲み方を見ていきましょう。

1. ホエイプロテイン(WPI・WPC)

ホエイプロテインは、牛乳に含まれる乳清(ホエイ)から作られています。

特徴
  • 吸収が速い: 飲んでから体内に吸収されるまでの時間が非常に速い
  • アミノ酸スコアが高い: 筋肉の材料となる必須アミノ酸がバランス良く含まれている
  • 種類:
    • WPC(ホエイプロテインコンセントレート): 一般的なホエイプロテイン。乳糖が含まれているため、牛乳でお腹がゴロゴロする人は注意が必要です。
    • WPI(ホエイプロテインアイソレート): WPCから乳糖や脂質をさらに除去したもの。お腹が弱い人でも安心して飲めますが、価格はWPCより高めです。
おすすめのタイミング
  • 筋トレ直後: 吸収が速いため、筋トレでダメージを受けた筋肉の修復を素早くサポートします。
  • 起床後すぐ: 睡眠中に枯渇したタンパク質を効率よく補給できます。

2. カゼインプロテイン

カゼインプロテインは、ホエイプロテインと同じく牛乳を原料としていますが、固まりやすい性質を持つタンパク質から作られています。

特徴
  • 吸収が遅い: 体内での吸収に約6〜8時間かかると言われています
  • 満腹感が持続する: ゆっくりと吸収されるため、満腹感が続きやすい
  • 種類:
    • カゼインプロテイン: 一般的なカゼインプロテイン。
おすすめのタイミング
  • 就寝前: 寝ている間にタンパク質を供給し続けることで、筋肉の分解を防ぎます。
  • 食事と食事の間: 腹持ちが良いので、間食の代わりにも適しています。

3. ソイプロテイン

ソイプロテインは、大豆を原料として作られています。

特徴
  • 吸収が遅い: カゼインプロテインと同様に、ゆっくりと吸収されます
  • 植物性タンパク質: 牛乳が苦手な人や、乳製品でお腹を壊しやすい人でも安心して飲める
  • イソフラボン: 大豆イソフラボンが含まれており、美容や健康にも良いとされています。
おすすめのタイミング
  • 就寝前: カゼインプロテインと同様に、寝ている間の栄養補給に最適です。
  • 食事と食事の間: 腹持ちが良いため、間食の代わりにもおすすめです。

プロテインの効果的な飲み方4つのポイント

プロテインは、ただ飲むだけでなく、いくつかのポイントを押さえることで、さらに効果を高めることができます。

1. 適切な量を守る

プロテインは、食事で不足しがちなタンパク質を補うためのものです。一度に大量に飲んだり、食事の代わりにプロテインばかり飲んだりすると、かえって体調を崩す原因となります。

  • 目安: 1回あたり20〜30gのタンパク質を摂取できる量が適切とされています。
  • 回数: 1日2〜3回、食事と食事の間や、トレーニング前後など、適切なタイミングで飲むようにしましょう。

2. 水や牛乳で割る

  • :
    • メリット: 吸収が速い、カロリーを抑えられる
    • おすすめ: ホエイプロテインと相性が良く、特にトレーニング後の水分補給も兼ねて飲むのに適しています。
  • 牛乳:
    • メリット: 味が美味しくなる、満腹感が得られる、タンパク質を多く摂れる
    • デメリット: カロリーが高くなる、乳糖でお腹を壊す可能性がある
    • おすすめ: 食事と食事の間など、満腹感を得たい時に適しています。

3. シェイカーを使う

プロテインパウダーは、水や牛乳に溶けにくいものもあります。ダマになってしまうと飲みにくく、せっかくの栄養も吸収されにくくなります。

  • シェイカー: 蓋つきの容器にプロテインと液体を入れて振ることで、簡単にダマなく溶かすことができます。
  • ポイント: 液体を先に入れてからプロテインパウダーを入れると、ダマになりにくくなります。

4. 運動内容に合わせて使い分ける

  • 筋力アップ・筋肥大: ホエイプロテインがおすすめです。
  • ダイエット・減量: カゼインプロテインソイプロテインがおすすめです。満腹感が得られるため、間食を抑える効果が期待できます。

プロテインに関するQ&A

Q1. プロテインを飲むと太るって本当?

いいえ、プロテインを飲むこと自体が太る原因にはなりません。

太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ることです。プロテインを飲みすぎたり、食事もたくさん摂ったりすると、カロリーオーバーになって太る可能性があります。

Q2. プロテインを飲むと腎臓に負担がかかる?

健康な人が適切な量を守って飲む分には、腎臓に大きな負担がかかることはないと言われています。

ただし、もともと腎臓に持病がある方は、事前に医師に相談するようにしましょう。

Q3. 女性がプロテインを飲んでも大丈夫?

はい、大丈夫です。

女性がプロテインを飲むことで、筋肉量の増加による基礎代謝の向上や、美肌効果などが期待できます。特にソイプロテインは、大豆イソフラボンの効果で、女性に嬉しいメリットがたくさんあります。

まとめ

今回は、プロテインの種類と効果的な飲み方について解説しました。

  • プロテインは、タンパク質を効率よく補給できる食品
  • 主要な種類は、吸収の速いホエイプロテインと、吸収の遅いカゼインプロテインソイプロテインの3つ。
  • プロテインは、タイミング飲み方を意識することで、効果を最大化できる。
  • 「プロテインを飲むこと=太る」は間違い

プロテインは、あなたの体づくりを強力にサポートしてくれる心強い味方です。

この記事を参考に、自分に合ったプロテインを見つけて、理想の体への一歩を踏み出しましょう!

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